世界で活躍するフランスのインダストリアルデザイナー = フィリップ・スタルク
私のアトリエにもスタルクのシャンデリアがある。
人目惚れして購入した。
「贅沢な傷跡(Cicatrices de luxe)」
と名付けられたこのシャンデリアは
2000年にミラノで発表されると大きな反響を呼び起こした。
安価なプラスチック製品が氾濫する現代に、
19世紀的な高雅趣味を残したエリート感覚を持ち込むことにより
「デザイン概念」の限界を超えることを試みている。 と説明している。
そもそもスタルク氏に興味をもったのは、
彼がピエール・カルダン氏の会社のアート・ディレクターになり
4年間インテリアデザイン及びプロダクトデザインを担当したことによる。
1960年代、超未来型のデザインが流行した中で
ピエール・カルダン氏が発表したコスモコールルックは、
当時本物の宇宙服を意識したメカニカルでモダン、大胆なデザインで、
アルミ箔などのメタリックな素材も使用され斬新だった。
20年ほど前、デザイナーの駆け出しだったころ
大阪でカルダン氏にお会いした時の感動は今でも忘れない。
(H)

1966年に発表したコスモコールルック



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